おはようございます! 毎週火曜日の朝活「せれにゃん塾」。塾長の青木瀬令奈です。気が付けば平成は終わり、令和になって、みなさんの周囲は何か変わったでしょうか? 緑の若芽が美しい中、ゴルフは変わらず楽しんでいきましょう。今週のテーマは「パターの選び方」です。スコアメークのカギを握る武器、ちゃんと選びましょう。


ミーハーな理由はダメ
ミーハーな理由はダメ

L字、ピン型、マレット型…。さまざまな形のパターがありますが、みなさんはどうやって選んでいますか? 「ショップで試してみて良かったから」と言う方は、いいですね~。でも「○○プロが使っているから」「はやっているから」なんて、ミーハーな理由で選んでいる人も多いのではないでしょうか。

でも、ちょっと待って。言うまでもないことですが、ゴルフはカップインして初めてスコアが決まるスポーツ。パター選びはスコアを大きく左右します。自分のパッティングストロークを分かって、それに合ったパターを選べば、スコアもずいぶん変わってきます。

パッティングは他のショットと比べて、比較的動きが小さく、上下動がありません。でも、どんなに小さくても、体を中心にした円運動になっていることを忘れないでください。その前提を踏まえて、まずは、パターの重心角についての話を聞いてください。

分かりやすいようにシャフトのネックに近い部分を人さし指と中指の2本に乗せてみてください。机のようなフラットな台があれば、ヘッド部分だけ台からはみ出すようにパターを置いてみても同じことです。

この状態で、フェースが机の面と平行になる(指の上で真横になる★写真A)のが、重心角がフェースバランスのパターです。



次に、フェースが机の面と垂直になる(指の上でトーが真下になる)のが、トーバランスのパターです。

この中間、つまりフェースが机の面に対して約45度になる(指の上でトーが約45度になる★写真B)のが、トーヒールバランスのパターです。



自分が使っているパターはどのタイプか、まずはやってみてください。では重心角がどのタイプのパターが、どんなストロークの人に合っているのかを考えてみましょう。

まずは、フェースをほとんど開閉しないストロークの人。真っすぐ引いて、真っすぐフォローを出すという意識でパッティングする人に向いているのは、フェースバランスのパター。



逆に、フェースを大きく開閉するストロークの人、インサイドに引いて、フォローもインサイドに出す。いわゆるイン・トゥ・インの弧を描くタイプの人には、トーが真下を向くタイプ、トーバランスのパターが合っているのです。

この中間、緩い弧を描くようなストロークの人にはトーヒールバランスが合っている、というわけです。



あなたのストロークはどのタイプでしたか? 使っているパターはそれに合っているでしょうか? もし、打ち方と自分のパターが正反対の人がパッティングに悩んでいるのなら、それは、合わないパターを使っているのが原因かもしれません。まずは、自分と自分の道具を知ること。これがスコアアップの近道です。

◆青木瀬令奈(あおき・せれな)1993年(平5)2月8日生まれ、群馬県前橋市出身。実家は音楽教室で、瀬令奈は「セレナーデ(小夜曲)」から名付けられた。身長153センチ。ゴルフ好きの父について7歳でクラブを握る。小柄ながら小技が抜群で、2006年日刊アマ全日本女子に史上最年少の13歳で優勝。数々の実績をアマチュア時代に残す。11年プロ転向。17年ヨネックスレディースで初優勝。18年賞金ランキング31位。三和シヤッター工業所属。


 ◆取材構成=遠藤淳子(清流舎)

 ◆撮影=横山健太

 ◆取材協力=飯能グリーンCC(埼玉・飯能市)